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新着情報

【福祉教育】キャップハンディ体験学習を実施しました
(利府町西部児童館)

2024年1月30日(火)

 令和6年1月27日(土)に、利府町西部児童館(りふーる)様より、児童館利用の児童を対象に、キャップハンディ体験学習のご依頼をいただきました。
 当日は「車いす体験」と「白杖(はくじょう)体験」を行いました。
 児童館からの依頼は初めてであり、利用している児童の皆さんも、福祉には触れることは少なかったことから、大変実りのある機会となりました。
 児童の皆さんからは、「車いす体験では少しの段差を超えるだけでも大変だった。」「白杖体験では目の見えることは幸せだ。」等の声がありました。
 この体験学習により、「何かお手伝いをしましょうか?」といった気持ちを持つことや、「お互い様の意識」を学ぶことができました。
 本会ボランティアセンターではキャップハンディ体験のご依頼をお受けしております。学校や企業の福祉教育、地域事業等における活動メニューの一つとしてご検討いただけると幸いです。

(キャップハンディ体験:障がいを持たない人が「障がいのある状態」を疑似体験し、障がいを持つ人の身体状況や気持ちの一端を理解する「気づき」を目的とした取り組みのこと。)
当日は11名の児童の皆さんが参加してくださいました。
安全のために、上靴を履いて体験をします。
初めて車いすに触った(乗った)人も居ました。「車いすはどのように開けば良いの?」から学び始め、実際の操作に移りました。
車いすには、介助式と自走式の2種類があることを学びました。行きたい方向に進むためには、どのタイヤを動かせば良いか、安心して押してもらうためにはどのような姿勢で乗れば良いかに注意しました。
白杖を使う前に、目隠しをした状態から、疑似名(お名前ではなく、架空の名前)で名前を呼んでもらい、ペアのところまで無事にたどり着けるかを体験しました。前に進む途中には、多くの障害物を設置し、危険な道を想定して体験しました。
目が見えない状態で蛇口の水に触れました。お手伝いをする児童が位置や情報を的確に伝えることができました。
階段の上り下りは、「あと何段残っているか?」を伝え、安全に移動できる情報をしらせることも、お手伝いをする人にとっては大切な事です。向かう先には障害物がないか、周囲にも気を配る必要があることも学びました。

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